<外為市場>

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点からややドル高の102円付近。朝方発表された1─3月GDP速報が市場予想を大きく上回ったことを受け、日銀による追加緩和期待が後退するとの懸念から日経平均株価が下落、ドル/円も一時的に連れ安となった。ただ、下値は実需の買いなどに支えられた。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は続落。一時、前日比で200円を超える下げとなった。米国株安の流れを引き継ぎ、朝方に売られた後は方向感に乏しい展開。午後に行われた黒田東彦日銀総裁の講演内容を受けて、追加緩和期待がやや後退したとの見方もあった。

東証1部騰落数は、値上がり585銘柄に対し、値下がりが1102銘柄、変わらずが119銘柄だった。

<短期金融市場>

無担保コール翌日物金利の加重平均レートは、速報ベースで0.065%になった。