13日のロンドン株式市場は、住宅建設関連が全体水準を押し上げ、FT100種総合株価指数<.FTSE>は21.33ポイント(0.31%)高の6873.08と、1999年12月以来の高値で取引を終えた。

住宅建設株<.TRXFLDGBPHBLD>は英国の不動産市場の成長の波に乗り、ここ1年で急上昇している。パーシモン<PSN.L>とバラット・デベロップメンツ<BDEV.L>はそれぞれ3.2%上昇し、FT100種で最も大幅に上昇した銘柄となった。テイラー・ウィンペイ<TW.L>は7.6%上昇。売上高成長率が予想範囲の上限となったことが好感された。

米医薬品大手ファイザー<PFE.N>から買収提案を受けているアストラゼネカ<AZN.L>は、0.7%上昇した。ファイザーが提示額を再度引き上げる可能性を示したことが材料視された。

一方、ここ12カ月間で株価が50%上昇していた格安航空のイージージェット<EZJ.L>は4.2%安となった。上半期の税引前損失が市場予想よりも少なかったことを受け、利益確定の売りが集中した。