<7508> GセブンHD 767 +23G-7ホールディングス<7508>は12日、2014年3月期の決算を発表した。売上高は前期比6.7%増の881.78億円、営業利益は同10.6%増の29.00億円、経常利益は同7.0%増の31.39億円、純利益は同14.6%増の15.41億円となった。主力事業となる、オートバックス・車関連事業、業務スーパー・こだわり食品事業ともに、消費増税前の駆け込み需要、新規出店効果などにより、10%前後の営業増益を達成している。とりわけ、営業利益は1-3月期に前年同期比65.8%増と急拡大、これに伴い、通期実績は従来予想を上回る水準での着地となっている。なお、年間配当金は前期比5.00円増配となる39.00円を予定。
2015年3月期については、売上高が前期比5.5%増の930.00億円、営業利益が同3.4%増30.00億円、経常利益が同1.9%増の32.00億円、純利益が同3.8%増の16.00億円としている。引き続き、「経費削減、一人当たり生産性向上、適正在庫」の方針を実践、個店収益力の強化に徹底して取り組むと共に、国内外において事業基盤の構築に向けた経営体制の強化に努めていく方針だ。
G-7ホールディングス<7508>は、「オートバックス」「業務スーパー」のフランチャイジー国内最大手。主軸のオートバックス・車関連事業および業務スーパー・こだわり食品事業に加えて、新たな収益源としてアグリ事業、リユース事業にも注力している。