家具製造販売のカッシーナ・イクスシー<2777、株価 - チャート>が8日、14年12月期第1四半期(1-3月)連結決算を発表した。

第1四半期の決算は、売上高が21億5600万円(前期比60.8%増)、営業利益は3億1700万円(同4.95倍)となった。コントラクトビジネス(設計事務所、デザイン事務所などを経由する主に法人向け販売活動)が大幅に伸長したほか、直営店においても来店客数や受注率が増加した。また、前期までに取り組みを強化した百貨店への卸売ビジネスも大きく売上を伸ばした。一方、販管費も増加したが、増収効果で吸収した。

中間期および通期業績予想は据え置かれたが、第1四半期時点での営業利益は中間期計画の2億円を1億1700万円上回ったことになる。

8日の終値は、前日比25円高の625円。