ナスダック総合指数<.IXIC>は16.17ポイント(0.40%)安の4051.50。
S&P総合500種<.SPX>は2.58ポイント(0.14%)安の1875.63。
S&P公益株指数は1.2%、同エネルギー株指数は1.3%それぞれ下落した。
オンライン旅行代理店のプライスライン・ドット・コム<PCLN.O>は2.1%安。第2・四半期の利益見通しが予想より低かったことが嫌われた。
電気自動車のテスラ<TSLA.O>も、7日に発表した第2・四半期の業績見通しが一部投資家の失望を誘ったことが尾を引き、11.3%下げた。
4月22日以降で14%余り下げていたグローバル・X・ソーシャル・メディア・インデックスETF<SOCL.O>は0・8%上昇。構成銘柄のツイッター<TWTR.N>は4.2%高、グルーポン<GRPN.O>は6.1%高となった。
午前中は、最近下げていたインターネット関連株が上向きに転じたことからナスダック総合が押し上げられた。米新規失業保険週間申請件数が減少して労働市場の改善を示し、株式市場全般を支えた面もあった。
しかし取引終盤になってこのところ最も堅調だった公益やエネルギーが売られると、ナスダック総合とS&P500がこの日の安値に沈んだ。