中国の電子商取引(EC)最大手、アリババグループが米国での新規株式公開(IPO)の申請書を米証券取引委員会(SEC)に2014年5月6日、提出した。日本経済新聞や共同通信などが7日、報じた。ナスダックとニューヨーク証券取引所のどちらに上場するかはまだ明らかになっていない。
アリババが申請した資金調達の予定額は10億ドル(1017億円)というが、米メディアの中には過去最大級の上場規模になるとの予測もある。インターネット企業のIPOによる資金調達の過去最高は2012年のフェイスブック(160億ドル、約1兆6000億円)。
アリババには、ソフトバンクや米ヤフーが出資している。