みずほ銀行の林信秀頭取は、ロイターとのインタビューで、グループの証券、信託銀行との連携を強め、対顧客部門の収益力を高めていく方針を示した。林氏は4月1日付で、みずほ銀頭取に就任した。

ライバルの三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などは海外での大型買収を手掛けているが、林頭取は海外M&A戦略については、基本は自力拡大としながらも、商業銀行としてシナジーが求められる相手には出資したいと語った。

みずほフィナンシャルグループ<8411.T>は今年6月から、委員会設置会社に移行するが、これにより意思決定プロセスの透明性が増すなどガバナンス強化が期待できると説明した。