オークマ<6103、株価 - チャート>が4営業日続伸し、一時71円高の872円を付ける場面があった。午前10時25分時点で62円高の863円となり、東証1部値上がり率6位にランクされている。前週末25日引け後に14年3月期連結決算と15年3月期業績予想を発表、今期は大幅増益転換を見込み、3円増配を予定し、評価機運が高まった。

15年3月期業績は、売上高1500億円(前期比11.6%増)、営業利益145億円(同55.2%増)を見込む。工作機械において、海外需要は回復基調で推移し、国内では輸出の増加に伴う生産拡大や企業収益の改善などにより、設備投資の動きが強まるものと予想。製品競争力の強化を加速し、受注拡大や新市場・新顧客の開拓を進めていく。年間配当は13円(前期は10円)を予定。

14年3月期決算は、売上高が1343億5100万円(前期比0.4%増)、営業利益は93億4200万円(同13.6%減)だった。