日経平均は反発。外部環境の落ち着きが支援材料となり、前日に下落が目立っていた ハイテク関連などを中心に底堅い動きとなった。ただし、決算発表の本格化を前に様 子見ムードも強く、買い一巡後は戻り待ち売りに押される格好にも。 大引けの日経平均は前日比24.27円高の14429.26円となった。東証1部の売買高は20億 5452万株、売買代金は1兆7578億円だった。業種別では、鉱業や医薬品、ゴム製品、 その他金融、保険、小売、卸売、鉄鋼などが上昇。一方、不動産や証券、精密機械、 化学などが軟調だった。 個別では、日立<6501>やホンダ<7267>などが堅調。また、好決算が評価され川重 <7012>や日立金<5486>などが大幅高。その他、アイフル<8515>やオリコ<8585>など、 ノンバンク株の上昇が目立っていた。一方、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>な ど、メガバンクが軟調。また、三井不<8801>や三菱地所<8802>なども売り優勢に。そ の他、決算発表を受けて、オムロン<6645>や日本トリム<6788>などが急落となった。