欧州株式市場は23日、下落して取引を終え、前日までの続伸は3営業日で止まった。通信機器大手エリクソン<ERICb.ST>や半導体設計のARMホールディングス<ARM.L>の決算が振るわず、テクノロジー関連銘柄に関する懸念が広まった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は7.73ポイント(0.57%)安の1338.84で引けた。DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は23.72ポイント(0.74%)安の3175.97。
STOXX欧州600ハイテク株<.SX8P>は1.37%安だった。
エリクソンは6.1%下落し、FTSEユーロファースト300種指数の最大の押し下げ要因となった。
ARMホールディングスは第1四半期のロイヤリティー収入の伸びに勢いがなく、2.7%安となった。同社は米アップル<AAPL.O>のiPhone(アイフォーン)用にチップを生産している。