23日のインド株式市場は続伸。資本財関連のラーセン・アンド・トウブロ(L&T)<LART.NS>や、イエス銀行<YESB.NS>などの買いが優勢となる中、株価は一時、3営業日連続で過去最高値を更新した。

過去2営業日に続き、海外勢からの引き合いが強かったこともセンチメントを支えた。

ただ、最近好調だった自動車最大手タタ・モーターズ<TAMO.NS>などに利益確定売りが出たほか、4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が引き続き節目の50を下回ったことが重しとなり、相場の上値は重かった。

SENSEX指数(ムンバイ証券取引所に上場する30銘柄で構成)<.BSESN>は118.17ポイント(0.52%)高の2万2876.54。一時、過去最高値となる2万2912.52をつけた。

NSE指数(ナショナル証券取引所に上場する50銘柄で構成)<.NSEI>は25.45ポイント(0.37%)安の6840.80。一時、過去最高値となる6861.60に上昇した。

24日は総選挙(ムンバイ投票日)のため、休場となる。