昨今の回転寿司チェーンが繰り広げる「サイドメニュー戦争」には目を見張るものがあります。なんせ、今や寿司屋でうどんやグラタン、タコ焼きなんてものまで食べられちゃうんですものねぇ。かつて、寿司に挟まれて唐揚げがレーンに流れているのを見たときの衝撃なんて、遠い昔のことのよう。
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今月1日、回転寿司チェーン最大手の「スシロー」がついにラーメン(280円・税抜)を発売開始しました。しかも、ただのラーメンではございやせん。なんと、寿司に合うように緻密に計算された「寿司のための」ラーメンなのだそう。
発売当日、自他ともに認める麺好きライターがチェックしてまいりました!
【日本人好み! 出汁がうまぁぁぁ!】
透き通ったスープの「鶏がら醤油味ラーメン」。宣伝どおり、寿司に合うことを前提にしているため、鶏がらだけでなくかつお節など「和」の出汁も使っています。うん、寿司との相性はばっちり。これが、ただの中華ラーメンになりすぎないポイントかも。
全体的には昔ながらの東京ラーメンといった感じのあっさり系なので、最後の一滴までペロリと飲み干してしまう旨さ。記者も汁まで残さず完食しちゃいました!
【麺は期待以上の食感!】
量は通常のラーメン屋で食べる半分ほどでしょうか。中太でややちじれた麺は万人受けするものだと思います。なにより、食感が生麺のそれに近く、280円という値段を考慮すると、正直「期待以上」。その辺のカップラーメンより麺の質が良いです。
(まとめ)
「餅は餅屋」とは誰が言ったものか……寿司屋でこれだけのクオリティーのラーメンが食べられる日が来るとは思いませんでした。そりぁ、ラーメン屋さんのそれと比べては本家に失礼ですが、なんてったってこれ、280円なんですものねぇ。
寿司を5、6貫つまんだところで、「ちょっくらラーメンでも」と中休みするには十分だと思われます。今後は味も増やしていく予定だとか。これは次回作にも期待。
※同じく4月1日より通常の2倍の厚さの「倍とろ」が100円(税抜き)で登場! こちらは4月25日までの期間限定!