2014年4月16日、朝鮮日報によると、16日朝に発生した
乗員乗客460人余りを乗せた韓国船「セウォル号」が沈没した事故で、
「船長が乗客を置いて先に船から逃げ出していた」と報じた。新浪が伝えた。
朝鮮日報によると、病院で治療を受けている60歳の乗客は
「救命ボートに乗ってから、船員が『船長はとっくに逃げた』と
話しているのを聞いた」 と話しているという。
この報道に、ある韓国ネットユーザーは「大統領は船長を捕まえて、
死刑にすべき」と書き込み、 ほかのネットユーザーの多数の支持を受けている。
一方で、「正確な情報が出る前に、憶測でニュースを流すのはやめるべき。
天安沈没事件でも船長が先に逃げたと報道されたが、
実際は違っていた。確認されてから批判しても遅くない」といさめるコメントも見られる。
韓国のネットにはほかにも以下のようなコメントが寄せられている。
「とても悲しくて残念。国民の悲しみと痛みは犠牲者や不明者の
家族と同じだ。社会は1人でも多くの人が助かってほしいと祈っている。
このような状況で乗客を置いて逃げ出したことに、一生後悔しないというのだろうか」
「船長と船員が先に逃げたことが事実なら、何百という命を顧みない
行為。乗客が叫ぶなかで助けもしないで逃げるなんて、
本当に想像もできない恐ろしい光景だ」
「事故が起きて先に逃げるなんて、人間は本当に狡猾な生き物だ。
朴大統領は座って指示を出しているだけではだめだ。
救助された人や不明者の家族と面会してこそ指導者。
国民はその姿を見たいと望んでいる」
「事故が起きたら団結を呼びかけるのが先。善悪を論じるのは後のこと」
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