DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は47.74ポイント(1.54%)高の3139.26。
中国の第1・四半期GDP伸び率は前年比7.4%と、1年半ぶりの低水準となったものの、市場予想の7.3%を上回った。
買収観測から、フランスの水・廃棄物処理会社スエズ・エンバイロメント<SEVI.PA>が7.1%急上昇、ベオリア・エンバイロメント<VIE.PA>も4.3%上昇した。
中国GDPが株価への追い風となったものの、企業決算をめぐる警戒感もくすぶっている。
オランダの半導体製造装置大手ASML<ASML.AS>は5.3%安。ロジック系半導体メーカーの需要が第2・四半期に鈍る見通しから、上半期の売上高予想を下方修正したことを嫌気した。
<ユーロ圏債券> ウクライナをめぐる緊張が高まるなか、スペインとイタリアの国債が比較的安全ながらも利回りが高いとして買いを集め、スペイン10年債利回りは8年半ぶりの低水準、イタリア10年債利回りは過去最低を更新した。
スペイン10年債利回りは3ベーシスポイント(bp)低下の3.06%となり、8年半ぶりの低水準を更新。イタリア10年債利回りは2bp低下の3.11%となり、過去最低を更新した。