<円債市場>

10年国債先物中心限月・6月限(東証)  145.08(+0.03)

安値─高値  144.99─145.11

10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値)  0.600%(変わらず)

安値─高値     0.605─0.600%

長期国債先物は続伸。前日の米国市場が株高・債券安となったため、短期筋からの売りが先行した。5年利付国債の入札前にしたヘッジもみられた。後場に入ると、5年利付国債の入札が順調だったため先物はプラス圏に浮上した。現物債は動意薄。順調に入札を終えた中期ゾーンは横ばい。前日に業者間市場で売買が成立せず、きょう午前の取引でも出合いがなかった10年333回債(長期金利)は午後の取引で0.605%で寄った後、0.600%に低下。超長期ゾーンでは益出し、押し目買いがみられた。

長期国債先物中心限月6月限の大引けは、前営業日比3銭高の145円08銭。