ガリバーインターナショナル<7599、株価 - チャート>が5日ぶりに反発。11日に、14年2月期連結業績、15年2月期連結業績見通しを発表。大和証券では14日付で、投資判断「2」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は950円に設定している。

同証券では、「積極出店により、15年2月期は通期で増益基調を維持しよう」とコメント。会社側は15年2月期小売り販売台数を6万台(前期比19.1%増)と想定しているものの、そこまで小売り販売が進ちょくしなくても、現状の収益性を維持できれば会社側想定並みの利益水準は確保可能とみるとコメント。

また、小売り販売後のメンテナンス需要の取り込みなど付帯サービス収益の拡大、費用抑制などにより、50-70店の出店で16年2月期の連結営業利益は、2007年2月期の過去最高111億円を更新可能とみているという。着実な出店が株価押し上げ要因になってこようが、模索中の新車ディーラーのM&A(企業の合併・買収)など小売り事業の拡大策が進めば一段と評価は高まろうとしている。

同証券では連結営業利益について、15年2月期85億円(前期比19.8%増、会社側計画は85億円)、16年2月期114億円と試算している。

15日の終値は、前日比56円高の795円。