日経平均は大幅下落。昨晩の米国市場でネット関連やバイオ関連が再び下落基調を強 める中で、リスクオフムードの強まる展開となった。また、今期の業績予想を下方修 正したファーストリテ<9983>が急落となり、日経平均を約110円押し下げる要因に。 大引けの日経平均は前日比340.07円安の13960.05円となった。東証1部の売買高は23 億8848万株、売買代金は2兆4143億円だった。業種別では、証券や情報・通信、精密 機械、保険、金属製品、パルプ・紙、サービス、機械、不動産などが軟調。一方、鉱 業や電気・ガス、石油・石炭製品が上昇した。 個別では、ファーストリテのほか、米ネット関連株の急落が嫌気され、ソフトバンク や楽天<4755>、ヤフー<4689>などがさえない動き。その他、米半導体関連株の下落が 目立ち、東エレク<8035>やアドバンテス<6857>など、半導体関連株も売り優勢に。一 方、ホンダ<7267>が逆行高となるなど、大手自動車株の一角が底堅い動き。また、好 決算を発表した良品計画<7453>が大幅高となった。