サイコパスの心の回路には、自分を反省し、過去の行為を悔いるという仕組みは組み込まれていません。

従って、自分の行為を追求されたときは、まず可能であればその責任を誰かに転嫁したり、知らない振りをしたり無視するという行動を取ります。

しかし、それが通用しないようなところまで追い込まれると、恐らく2つの行動のうちからどちらかを選択することになるでしょう。

一つめはいわゆる「泣き落とし」。
これは別の記事にも書いたように、サイコパスの特技の一つです。

そしてもう一つが「逆ギレ」。
相手を上手くコントロールすることが出来ないのなら、残る手段としてその相手を叩きのめすことによって、自分の立場を守ろうとするわけです。

もちろんサイコパスでない人でも追い詰められれば逆ギレすることはあり得ますが、問題はサイコパスが衝動的でしかも良心を全く持たないということです。

彼らの「逆ギレ」は非合法な脅しや暴力、場合によっては相手を殺すということに結びつく可能性すらあります。