極度のナルシストは、サイコパスと同じように、他人に対して愛情を抱くことができません。
周囲の注目を得ようと行動することはありますが、それはあくまでも自己愛を満たすための行動です。

極度のナルシストは、サイコパスと同じように、他人に対して愛情を抱くことができない

自慢話が大好きで、とにかく好都合なことは自分のおかげ、不都合なことは全て他人が悪いという考え方をします。

他人に感情移入することができないので思いやりも無く、他人から見て感情の浅い人物に見えるという点でも、サイコパスに近い存在と言えるかも知れません。

ナルシストにとっても自分以外の人間は、自分を賞賛し、もてはやすために居ればいいだけの「物」のような存在です。

「良心のない人たち」の中でマーサ・スタウト氏は、ナルシストを「サイコパスを半分にしたような」存在だと言っています。

簡潔に書くと、
・ 善良な(普通の)人々・・・自分にも他人にも愛情を抱く
・ 極度のナルシスト・・・自分にしか愛情を抱かない
・ サイコパス・・・自分を含め、誰にも愛情を抱かない
という区分になります。