JFEホールディングス<5411、株価 - チャート>傘下のJFEエンジニアリングは3日、新電力会社(PPS)アーバンエナジー社を設立し、電力小売り業に参入したと発表。

アーバンエナジーはまず、福山リサイクル発電(広島県福山市)から年間8万メガワットアワーの電力を調達し、JFEグループ鶴見地区の工場やオフィスに小売りを行う。今後は、廃棄物発電プラントを中心に電源の確保と販売先の拡大を同時に進め、電力小売が完全自由化される16年に年間50万メガワットアワー規模の販売量を目指し

JFEエンジニアリングは、これまで全国各地で都市ごみを利用した破棄物発電プラントの建設を手掛けてきたほか、それらのプラント運営やメンテナンスなどを受託するなどの実績を持つ。

3日の終値は、前日比4円安の1972円。