<株式> 下落。バイオテク株やモメンタム銘柄が売り込まれ、ナスダック総合は1%近く値を下げた。ナスダック・バイオテクノロジー株指数<.NBI>は2.7%下落した。

モメンタム株の中では電気自動車大手テスラ・モーターズ<TSLA.O>が2.1%安、オンライン動画配信大手ネットフリックス<NFLX.O>が2.3%安となった。交流サイト(SNS)大手のフェイスブック<FB.O>も5.2%下げた。

投資家は4日の雇用統計の発表を前に、大きな賭けに出ることには消極的だった。ロイター調査によると、エコノミストは3月の非農業部門の雇用者数を20万人増と見込んでいる。

2月の貿易収支は輸出が5カ月ぶりの低水準となったことから423億ドルの赤字となり、赤字幅が予想外に拡大。第1・四半期の米経済成長率が予想を下回る可能性が示唆された。

<金先物> 反落。対ユーロでのドル高や米景気拡大期待を背景に売られた。

<米原油先物> 4日ぶりに反発。リビア産原油の輸出回復に懐疑的な見方が広がった。米メディアによると、反政府部族勢力幹部が支配下にある一部主要港を開放するとの報道を否定。取引半ば以降は買い戻しの動きが広がり、相場は引け直前に一時100.34ドルの高値を付けた。