英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙が関係筋の話として伝えたところによると、ゴールドマン・サックス<GS.N>は、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の指定マーケットメーカー事業の売却を検討している。

FT紙によると、複数の電子取引関連企業が買収に関心を示している。

ゴールドマンは2000年にスピアー・リーズ・アンド・ケロッグを65億ドルで買収し、指定マーケットメーカー事業部門を取得した。

FTがアナリストの話として伝えたところによると、指定マーケットメーカー事業の評価額は約3000万ドル。

NYSEとゴールドマンは、FT紙の報道についてコメントを拒否している。