中外製薬<4519、株価 - チャート>についてクレディ・スイス証券では3月31日付で、医薬品セクターのトップピックとして推奨、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は2700円から3000円に引き上げている。

14年12月期第1四半期(1-3月)プレビュー取材で堅調な推移を確認したとし、「第1四半期は薬価改定前の買い控え、消費増税前の仮需発生などの一過性要因を考慮しなければならないが、引き続き主力品を中心に売上を伸ばしており、好調な新年度のスタートといえそうである」とコメント。現時点で14年12月期業績予想は変更しないとしているものの、第1四半期の結果を踏まえて会社側計画に上方修正余地ありということが意識されるだろうと指摘している。また、14年12月期は業績続伸と新薬のステージアップのすべてが株価のカタリストとなる可能性が高いともしている。

3月31日の終値は、前週末比23円高の2635円。