第1・四半期最後の取引となった31日のロンドン株式市場は、反落して引けた。

FT100種総合株価指数<.FTSE>終値は17.21ポイント(0.26%)安の6598.37。

年初来では2.2%下落し、四半期ベースで昨年6月以来の下げとなった。

エンジニアリングのバブコック・インターナショナル<BAB.L>は商いを伴って4.3%急伸、市場の流れに逆行した。英国政府が70億ポンド(117億ドル)規模の廃炉プロジェクトの発注先として、バブコックと米企業を優先入札者に選定したことが好感された。

また中国景気刺激策への期待を背景に、鉱山株指数<.FTNMX1770>も0.3%上昇した。

リオ・ティント<RIO.L>が1.8%上昇し、鉱山株の上げを主導した。クレディ・スイスが同社を「フォーカス」リストに維持したことが支援材料。