<4726> ソフトバンテク - -ソフトバンク・テクノロジー<4726>は26日、情報セキュリティ技術に強いサイバートラストの株式を取得し、子会社化すると発表した。
同社とサイバートラストは、同社のサービスにサイバートラストのSSLサーバ証明書やスマートデバイス向け端末認証を組み込んで販売するなど、既に協業関係にある。
今回の子会社化により、同社の強みである監視・運用・保守ビジネスと、サイバートラストのセキュリティの要素技術を融合したサービスを両社の顧客に提供できるほか、両社の顧客基盤を融合したクロスセルの実施など、営業体制の強化を図る。
株式取得の方法は、サイバートラスト株式の25,779株(全株式の70.1%)を保有するソフトバンクBB(同社の親会社であるソフトバンク<9984>の100%子会社であり、同社の兄弟会社に相当)から、25,779株(議決権比率81.6%)を約16億円で取得する。
同社は、イービジネスサービス事業とクラウドソリューション事業の2つをコア事業としている。近年では、これら事業を集約した「ビッグデータソリューション」としてのサービスを一貫提供すべく注力している。