26日のロンドン株式市場は小幅続伸。ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>が4.9%急落したことに圧迫され、相場は一時の上げを縮小し、小幅な上昇にとどまった。

英政府は、保有するロイズ株式の第2次売却を実施。売却規模は42億ポンド(70億ドル)となった。売出価格は前日終値から4.6%ディスカウントされた水準だった。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は0.41ポイント(0.01%)高の6605.30。一時0.6%上昇する場面もあった。

トレーダーは、6637付近にあった50日移動平均を下抜けたことも、一時の上げを維持できなかった要因と指摘した。

一方、前週売られていた保険株に買いが入った。

スタンダード・ライフ<SL.L>は7%急上昇。資産運用会社イグニス・アセット・マネジメントの買収が材料視された。

(カッコ内は前営業日比)

FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>

終値      6605.30(+ 0.41)

前営業日終値   6604.89(+84.50)