ダイドードリンコ<2590、株価 - チャート>が反落。SMBC日興証券では24日付で、投資判断「2」(中立)を継続、目標株価は3970円から4060円に引き上げている。同証券では、15年1月期以降の業績予想を一部下方修正しているものの、同証券カバレッジ食品銘柄の平均株価の上昇を目標株価算出モデルに反映させ、目標株価を4060円に引き上げるとしている。
連結営業利益について、15年1月期55億5000万円(前期比7.6%減、従来60億円、会社側計画は52億円)、16年1月期60億7000万円、17年1月期60億8000万円と試算。15年1月期は、ロシア向け飲料事業を本格展開するに当たっての先行投資として4億5000万円の営業経費増を計画していることが考慮されている。
今後の焦点として、(1)業界全体に自販機での価格変更を遅滞なく実行できるか(2)自販機からスーパーマーケットなどへの需要シフトの悪影響を最低限に食い止められるか(3)コンビニエンスストアのレジ周りで販売されているカウンターコーヒーのような新たな製品群との競合――の3点を挙げている。
25日の終値は、前日比150円安の4085円。