四国電力<9507、株価 - チャート>が4日続落。SMBC日興証券では13日付で、投資判断「1」(アウトパフォーム)、目標株価2000円を継続している。
同証券では、原子力規制委員会による審査の進ちょく状況などを踏まえ、伊方3号の想定再稼働時期を変更し、業績予想を修正。連結営業損益について、14年3月期225億円の赤字(前期実績は503億3700万円の赤字、従来252億円の赤字、会社側計画は75億円の赤字)、15年3月期349億円の黒字(従来411億円の黒字)、16年3月期564億円の黒字と試算している。現時点で伊方3号は適合性審査の完了に近い位置にあると考えられ、仮に、3月下旬に優先組に選定された場合には、審査書案が4月下旬にかけて作成され、5月下旬までにパブリックコメント募集と公聴会の実施を経て審査が完了する見込みとコメントしている。
14日の終値は、前日比129円安の1512円。