■過去にはポルシェにタクシー通勤も 外国人受給者は7万人超

 外国人の生活保護費の不正受給をめぐっては、罪悪感が
みられない堂々とした振る舞いが目立つ。

 交通事故の保険金が入ったのを隠して生活保護費を
不正受給したとして、今年1月に兵庫県警に逮捕された韓国人の男が、
高級外車のポルシェを乗り回していたことが発覚。
昨年5月に警視庁に逮捕された別の韓国人の女も、
年商1億円の韓国人クラブ
を経営しながら、都営住宅からクラブにタクシーで
通勤していたことが明らかになっている。

 生活保護費は国民に最低限度の生活を保障する
憲法に基づいて支給されるが、「行政上の措置」
として外国人にも支給されている。
生活保護費を受給する外国人は増加傾向にあり、
23年の受給者は月平均7万3千人に達している。

 朴容疑者は生活保護費を申請した際は実際に
無職だったとみられる。警視庁幹部は「申請が通ってしまえば、
その後の調査は どうしても甘くなってしまう。自治体側には、
事後調査の強化が求められている」と訴えている。