海辺の小さな村でペンキを塗って生計を立てているゾルグの前に自由奔放で情緒不安定な少女ベティが現われ、二人はたちまち激しい恋に落ち、肉欲に耽った。ある時、段ボール箱に入っていたゾルグの日記風の小説を発見したベティはすっかり感動し、彼に小説家になることをすすめる。ペンキ塗りをしたバンガローの家主とトラブルを起こしパリに移り住んだ後も、ゾルグが小説家になるために献身的な努力を続けるベティは、出版社から来た返事が小説の内容に否定的だったため、それを書いた編集者を傷つけてしまう。その頃からベティの行動は変調を来し始め…。