■亀田ジムへの処分が決定

 亀田大毅がWBA、IBF世界スーパーフライ級戦で「負けても防衛」
となって波紋を広げた“亀田問題”について、JBC(日本ボクシングコミッション)は4日、
都内で倫理委員会及び資格審査委員会を開き、現在、亀田ジムの
関係者に交付している各種ライセンスについて、
停止もしくは、取り消しの重たい処分を下すことを決定した。

 事実上の日本ボクシング界からの“追放処分”だ。

JBCでは、処分という言葉が適当かどうかについても検討中で、
亀田ジムサイドからの法廷闘争に耐えうる文言などを慎重に考慮するため、
正式な処分内容の発表は、後日、改めて行われることになった。

 今回の処分対象となる問題は、昨年12月2日のWBA、IBF世界Sフライ
級統一戦で起きた。WBA王者のリボリオ・ソリスが計量に失敗して、
試合前にタイトルを剥奪されたが、統一戦は行われることになり、
前日のルールミーティング終了後に、WBA、IBF、JBCの3者の代表が
揃って行われた記者会見でIBF王者の亀田大毅選手が負けた場合、
同王座は空位になると発表された。しかし、試合後にIBFの
立会い人であるリンゼイ・タッカー氏が「試合前の時点でタイトルは
保持されていた」と、前言を撤回したため、日本のボクシング界を
揺るがす騒動となった。

 亀田サイドは、「前日のルールミーティングで、負けても防衛と
いうことが書かれた文書が配布された。我々は口頭での確認もした」と主張した。
前日のルールミーティングでIBFルールがプリントされたものが配られたのは
事実だったが、ルールミーティングの中で「負けても空位」か
「負けても防衛」かの再確認はされていなかった。