半世紀という区切りもある50歳を迎えたときに、初めて自分の人生を振り返った。それなりに楽しくおかしく、充実した人生やったとは思うのですが、あらためて、自分は何かコレといえるものを命懸けでやっただろうか、と問いかけたら「……うーん」となった。じゃあ、人生50年で一度目の人生は終わったと考えてみて、次の人生では、何かその命懸けになれるものに向かう、違う生き方をしてみようかな、と。それで小説を書き出しました。

出典 ベストセラー作家 百田尚樹インタビュー(1)とにかく読者を楽しませたい | 生き方 | PHPビジネスオンライン 衆知|PHP研究所