CMを観る代わりに無料で番組コンテンツを享受できるという、テレビのビジネスモデル自体は、メディア史において画期的なものなのだろう。テレビが生き残るためには、視聴者をはっきりと凌駕する知性と発信力と、何よりテレビ自身の存在理由を根本的に問い直すほどの批評性が不可欠だ。