「サッカーに限らず、どんなことでも、戦うためには自分の内面に「勝つ」という意図を明確に持たなければならない。(略) 当然、勝つためには苦しんだり、様々な犠牲が伴うこともある。今まで以上にトレーニングに打ち込む必要があるだろうし、友人と会う時間や遊ぶ時間も当然減ってくる。しかし、それでも「勝つんだ」という姿勢を常に自分の内面に持っていなければ、勝者ではあり得ないのだ。 なぜなら勝つことと勝ち続けることは違うものだからだ。勝つということは、あくまでも一つの結果でしかない。それに対して勝ち続けることというのは、勝つ喜びを覚え、再び勝つために努力し続けるからこそ可能なことである。この二つには大きな違いがある」