荻野目洋子のレコードデビュー曲は、1984年4月の「未来航海〜Sailing〜」。新人としてはまずまずのヒットであったが、同期ですぐにトップアイドルとなった岡田有希子や菊池桃子の陰に隠れ、それほど目立った存在ではなかった。
その後なかなか大きなヒットに恵まれなかった彼女が、最後の勝負と賭けに出たのが7枚目のシングル「ダンシング・ヒーロー」(1985年11月21日発売)である。
楽曲の良さもあり、発売当初からまずまずのチャートアクションであったが、あるテレビ出演をきっかけに一気にブレイクする。それが1985年12月25日放映の「ザ・ベストテン豪華版」(下の動画の後半の方)でのスポットライト出演であった。
こうして初のオリコンTOP10入りを果たしたこの曲は、30万枚以上を売上げ彼女最大のヒット曲となった。そして翌年の「ザ・ベストテン豪華版」では、年間ベストテン第9位にランクインすることとなる。
※該当の映像は↓の動画の中盤から始まります。