【FNSで大反響】師走に強いっ!荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」の軌跡!

2013年12月4日に放送された「FNS歌謡祭」にシークレット・ゲストとして登場した荻野目洋子。三代目J Soul BrothersやGENERATIONSをバックダンサーに従えて「ダンシング・ヒーロー」を熱唱。その変わらぬパフォーマンスと容姿が反響を呼んでいる。

中井比一 さん

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ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)

1985年11月21日にリリースされた荻野目洋子の7枚目のシングル。Angie Gold(アンジー・ゴールド)の1985年のオリジナル楽曲「Eat You Up」(邦題「素敵なハイエナジー・ボーイ」)のカバー。オリコン週間チャート最高5位。1986年の年間チャート12位。累計売上32万枚。

☆1985年12月25日(ザ・ベストテン豪華版)

 荻野目洋子のレコードデビュー曲は、1984年4月の「未来航海〜Sailing〜」。新人としてはまずまずのヒットであったが、同期ですぐにトップアイドルとなった岡田有希子や菊池桃子の陰に隠れ、それほど目立った存在ではなかった。
 その後なかなか大きなヒットに恵まれなかった彼女が、最後の勝負と賭けに出たのが7枚目のシングル「ダンシング・ヒーロー」(1985年11月21日発売)である。
 楽曲の良さもあり、発売当初からまずまずのチャートアクションであったが、あるテレビ出演をきっかけに一気にブレイクする。それが1985年12月25日放映の「ザ・ベストテン豪華版」(下の動画の後半の方)でのスポットライト出演であった。
 こうして初のオリコンTOP10入りを果たしたこの曲は、30万枚以上を売上げ彼女最大のヒット曲となった。そして翌年の「ザ・ベストテン豪華版」では、年間ベストテン第9位にランクインすることとなる。

※該当の映像は↓の動画の中盤から始まります。

☆1986年12月31日(第37回NHK紅白歌合戦)

 「ダンシング・ヒーロー」のブレイクをきっかけに、その後も次々とヒットを飛ばし、1986年は彼女にとって飛躍の年となった。
 その大活躍を受け、「レコード大賞」の金賞など数々の賞レースにも選出。そして、その年の集大成ともいえる「紅白歌合戦」に初出場し、紅組のトップバッターとして「ダンシング・ヒーロー」を歌った。

☆2009年12月14日(HEY!HEY!HEY!スペシャル)

 結婚・出産をきっかけに主婦業に専念していた彼女だが、節目節目にはプロモーションなどのために集中的にメディア出演をすることもあった。
 25周年にあたる2009年がそうであり、ニューアルバムやBOXセットのリリース時には、かなりのメディア露出があった。
 その中でも特筆すべきは、12月14日に放映された「HEY!HEY!HEY!スペシャル」への出演である。シークレット・ゲストとして登場した彼女は、代表曲である「六本木純情派」「ダンシング・ヒーロー」をメドレーで披露し、その変わらぬ歌声とスタイルで番組出演者や視聴者を驚かせた。

☆2013年12月4日(FNS歌謡祭)

 2013年12月4日に放送された「FNS歌謡祭」にシークレット・ゲストとして登場した彼女は、EXILEの弟分である三代目J Soul BrothersやGENERATIONSをバックダンサーに従え「ダンシング・ヒーロー」を熱唱。その変わらぬパフォーマンスと容姿が視聴者から反響を呼んでいる。
 そして、その日より「レコチョク」で配信された同楽曲が、「歌謡曲・演歌部門」のデイリーチャートで5日連続で首位を獲得、更に週間チャートでも首位を獲得したのである。(12月11日現在)

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