山崎貴監督コメント
「寄生獣」は連載当初から、いつか実写で見てみたいと思っていた漫画でした。それを自分たちのチームが手がけることが出来ることになって、興奮と恐れと喜びで大変な状態になっています。
原作は発表時から何年も経った今も全くその輝きを失っていません。
それどころか東日本大震災を経た今だからこそ、さらに深みを増しているとさえ言えると思います。この作品を通して、自然は、時代は、僕らにどう生きろと語りかけてきているのかをもう一度見つめ直してみたいと思っています。
そして、この物語をしっかりと地に足をついた作品にするために、キャストは役に憑依できる人達に集まってもらいました。かなり実力主義というか本物感のあるキャスティングだとおもいます。このメンバーが物語を紡ぎ出すとき、どんな化学変化が起こるか……今から楽しみでなりません。

出典 GREE