あとが残らないように、にきびの芯を取り出すプロ技って?

にきびがポツッと膨らむと、洗顔などの際に当たって痛いですよね?

でも、手でにきびを潰すと、雑菌が加わって”膿にきび”に発展しまうこともあるので、迂闊につぶすのは絶対NG。

つぶしたいけど、つぶすと痕が…そんな葛藤の時にオススメのプロ技をご紹介!

エステティシャンがにきびを取り除く場合、スプーン状の真ん中に穴が空いている面皰圧子(めんぽうあっし)とピンセットを使うことがあります。面皰圧子は薬局でも売られていますよ。

まず、取り出す前の準備として、

(1)面皰圧子やピンセットを煮沸消毒しておく。傷口に塗るにきび用軟膏と綿棒も用意。
(2)きれいに洗顔し、お風呂などで温まっておく。
(3)顔の水分を十分拭き取り、必ず乾燥させておく。

取り出すコツは、

(1)面皰圧子の穴をにきびの芯に重ね、軽く押さえる。
(2)5秒間ほど押さえつけ、芯が出るまで3~4回繰り返す。
(3)にきびの芯が顔を出したら、ピンセットで挟んで取り出す。
(4)取り出した後、綿棒で軟膏を傷口にチョコンと塗っておく。後は通常通りのスキンケアを。

※3~4回押さえても芯が出なければ、一旦諦めること。ここが肝心。

ただし、面皰圧子を使って芯を取り出すことができるのは、ごく限られた期間だけ。詰まった皮脂の塊が皮膚表面に顔を覗かせている時だけ。

皮膚表面が赤くなっている時は、皮脂が詰まり始めている時で、芯はまだありません。逆に、炎症が拡大して赤味が広がっている時は、アクネ菌が大量の皮脂に繁殖している時で、下手に触ると膿を発生させてしまう可能性があるので要注意。

痕が残るのが心配なら、皮膚科で適切な治療を受けるべきですね。不用意に自分で治療しようとすると、かえって悪化させてしまうこともあると自覚しておきましょう。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131107-01093511-mynaviw