生理痛や頭痛、腰痛、胃痛、イライラ……。毎月やってくる生理の期間は、さまざまな体の不調に悩まされますよね。痛みは、薬を飲んで和らげるというように比較的対策が採りやすいのですが、デリケートゾーンに起こるアノ悩みは、どうしたらいいのかわからずに我慢している人が多いのだとか。
そこで今回は、多くの女性を悩ませる生理中の”デリケートゾーンのムレ”についてお話していきたいと思います
■デリケートゾーンにトラブルが起こる理由
生理中は清潔で持ち運びも便利な、紙ナプキンを使っている人が多いと思います。ですが、紙ナプキンの使用が原因でデリケートゾーンがムレて、肌トラブルに悩まされることもしばしばありますよね。
それは、デリケートゾーンの角質層が非常に薄く、刺激に弱いからなんです。なんでも、体の中でも薄いといわれるまぶたの角質層が8枚なのに対して、デリケートゾーンの角質層はたったの6枚!
そこに、何日も紙ナプキンをあてて過ごすとなると、温度と湿度が上がり、肌が汗ばみ、ムレた状態が続きます。すると、ふやけてバリア機能が低下したデリケートゾーンは、摩擦による外部刺激や経血により、ただれたりかゆみが出やすくなったりするのです。
さらに、経血は栄養が豊富なので細菌が繁殖しやすく、臭いの原因にもなります。
■生理中にデリケートゾーンがムレやすくなるNG習慣
だけど、「生理中にムレるのは仕方がないのでは?」と思ったそこのあなた! 下記にあるようなNG習慣に心当たりはありませんか?
(1)ガードルやきつい下着を着用している
(2)ストッキングやタイツをよく履く
(3)スカートよりも体にフィットするスキニーパンツが好き
(4)デスクワークが多く座りっぱなし
(5)ナプキンを変える頻度が少ない
デリケートゾーンのムレを改善するには、通気性と清潔さが重要だということがわかりますよね?
■生理中のムレを最小限におさえる方法
最後に、生理中のムレを最小限に抑える方法をご紹介します。
(1)スカートをはく
(2)ナプキンは2、3時間に1回は取り換える
(3)デリケートゾーンに直接触れないタンポンを使用する
(4)通気性が良く肌に優しい布ナプキンを使用する
(5)経血量に合わせてナプキンを使い分ける
(6)赤ちゃん用のお尻拭きでデリケートゾーンについた経血を拭いたり、トイレの洗浄機能を使用して、清潔を心がける
不快なムレを改善して、生理期間中も快適に過ごしちゃいましょう!http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131107-00083716-biranger