船井電機<6839、株価 - チャート>が急反発。一時前日比105円高の1118円まで買われている。東証1部値上がり率上位。

11日引け後に、14年3月期連結業績予想を修正し、経常利益予想を5億円から21億円(前期は3億5500万円の赤字)に引き上げた。営業利益が液晶テレビを中心に従来予想を上回る見込みであることに加え、上期に発生した為替差益の影響もあり、従来予想を引き上げた。一方、上期に計上した事業構造改善費用や法人税の影響から、純利益予想は1億円(前期は85億4200万円の赤字)と従来予想を据え置いた。

13年9月中間期(4-9月)連結の経常損益は21億6300万円の黒字(前年同期は30億6400万円の赤字)と従来予想の3億円の黒字を上回った。液晶テレビの販売が北米で好調だったほか、円安で為替差益が発生した。海外でのLED事業縮小に伴う事業構造改善11億4900万円を特別損失として計上したものの、最終損益も6億1200万円の黒字(前年同期は29億9100万円の赤字)と従来予想の1000万円の黒字を上回った。