寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発。前日の下げの反動もあり、シカゴの日経平均先物12月限(円建て)1万4445円にさや寄せした。
外為市場でドル/円が98円台前半で落ち着いていることもサポート要因という。ただ米量的緩和の早期縮小懸念を背景とする米国株の続落が重しとみられているほか、三連休を前に手控えムードも広がりやすい。戻り待ちの売りなども想定され、上値の重い展開が見込まれている。
2014年3月期最終利益が一転減益予想となったソニー<6758.T>は売り気配スタート。一方、パナソニック<6752.T>やソフトバンク<9984.T>など好業績銘柄は買われており、指数を支えている。