三菱ケミカルホールディングス<4188、株価 - チャート>が10月31日、14年3月期の連結業績予想を下方修正した。

通期業績見通しは、売上高が前回予想の3兆5700億円から3兆5000億円(前期比13.3%増)へ、営業利益は同1580億円から1330億円(同47.4%増)に引き下げられた。MMA(メタクリル酸メチル)ほか一部石油化学関連製品の市況および需要が当初想定を下回る見込み。また、医薬品事業において、売上製品構成の変化および円安による輸入商品の仕入れ原価増加や、経費増加を予想している。

同時に発表された13年9月中間期(4-9月)決算は、売上高が1兆6115億8000万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は513億8700万円(同25.0%増)だった。

10月31日の終値は、前日比5円安の458円。