京写<6837、株価 - チャート>はプリント配線板および付随する電子部品などの製造・販売が主力。

13年9月中間期(4-9月)の連結経常利益は前年同期比12.6%減の3億6300万円。期初予想は2億6000万円だった。「コスト削減や円安効果が発現した」(経営企画部)という。

14年3月期予想の連結経常利益も期初予想に対して5000万円増額。前期比13.5%増の7億5000万円となる見通し。自動車関連分野は、減税・補助金などによる前年の特需はく落も、「今年2月を底に持ち直しの動きを強めている」(経営企画部)という。LED照明向けプリント配線が海外向けが伸び、円安効果も発現。さらに海外製造設備の自動化推進による省人化や調達コストの削減効果も見込まれる。

期末一括配当の5円は継続。予想配当利回りは2.0%台と比較的高く、指標(予想PER6倍台、PBR0.8倍台)面での割安さも目立つ。

30日の株価は、前日比7円高の245円ザラバ引け。