ダイエットのモチベーションを保ち続ける方法/Photo by Rob Boudon,Copyright モデルプレス

街の看板やネットのニュースなど、普段の生活のなかで頻繁に見かけることが多いキーワード、それがダイエットです。日々、様々な形でいろいろなダイエット法が紹介されており、女性達の美容意識を高めています。

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しかし、ダイエットの真の目的は、決して体重を落とすことではないのです。人によって身長や骨格が違うように、適正体重も異なります。十分やせているのにもっと体重を落とそうとして、無理に食事を抜いたり過激な運動を続けたりすると、生理が止まったり貧血で倒れたりする危険性があります。 理想的なダイエットとは、余分な脂肪を落として体を引き締めることです。テレビや映画に出ている細身の女優さんのマネをして、無理に身を削る必要などありません。何よりもまず自分の健康を重視してダイエット計画を立てることが大切です。

◆モチベーションを維持するコツ

世の中には実に様々なダイエット法が存在します。中には「これさえ実施すれば短期間に簡単にやせられる!」と豪語しているものもありますが、そんなに簡単にやせられるダイエット法があるのなら、この世に肥満で悩む人はいませんよね。ダイエットに苦労はつきものです。理想的な体を手に入れるためには、長期に渡る努力の継続が必要不可欠です。

ここで重要なのは、いかにしてダイエットのモチベーションを保つかということ。よほど意志の強い人でなければ、途中で面倒くさくなってダイエットをやめてしまうのは目に見えています。手っ取り早いのは、脂肪率削減値の目標を立てて、それを毎日記録し、数値としてダイエットの結果を管理することです。毎月少しずつ変化する脂肪率を見ていると達成感を味わえるため、モチベーション維持に役立ちます。

また、恋愛を楽しむことも大切です。人は恋をすると交感神経が刺激されて全身の代謝が高まります。女性が恋をするとキレイになるという話は科学的にも証明されていることなのです。身近にステキな男性がいないのであれば、芸能人を相手に脳内恋愛を楽しんでもかまいません。好きな人に、キレイになった自分のことを見てほしいというピュアな気持ちを大切に育みましょう。

◆太るメカニズムを考えてみよう

人が太るのは、日常生活の中で消費するエネルギーよりも多くのカロリーを食事によって摂取しているからという簡単な理由から。なので、低カロリーで栄養豊富な食材を多く献立に盛り込むことが重要になります。

たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルの5種類は健康維持に欠かせない栄養素なので、必ず摂りましょう。まず、たんぱく質の豊富なおかずを2~3種類ほど決め、主食となる炭水化物を1種類盛り込みます。さらに、緑黄色野菜や果物類で不足しがちな栄養を補うようにすれば、おおむね一日に必要な栄養をカバーできます。食品表示のカロリーを計算しながら、一食400~500kcal前後を目標にすると良いでしょう。塩分過多の肉類やオイル類は脂肪蓄積の原因になりやすいので、量を少なめにした方が無難です。

摂取カロリーを減らそうとした結果、朝食を抜く方が少なくありませんが、これは好ましくありません。朝食を抜くと血糖値が低下し、昼食や夕食時に食べ過ぎてしまう傾向にあります。毎日三食、規則正しい食生活を心がけましょう。