手術なしでワキの汗をストップする新技術「Alma SweatX」―英国

汗をかくと気になりますよね、ワキの臭い。特に多汗症の人にとっては、ワキ対策は大きな悩みです。イギリスでは、このワキの汗をメスを入れることなく治療できる新技術が成功を収めているそうです。

Alma SweatXと呼ばれる新治療法は、多汗症で問題を抱える人のために開発されました。多汗症は、汗腺に間違った神経インパルスが送られることにより起こります。 1日2回以上も服を変えなければいけなかったり、強力な制汗剤を処方してもらったとしても完全にコントロールできるとは限りません。また、ワキの神経を切断したり、汗腺を取り除く手術は痛みを伴い、お金もかかります。

しかし、Alma SweatXではまったく痛みを伴うことなく、発汗を抑えることができるといいます。

電解磁気エネルギーを汗腺の周りの水分子に向かって放射することで、不活性化され、発汗自体が抑制されるのです。Dailymail紙の記者が体験したところ、時々チクチクとした熱を感じるのみで痛みは全くなく、それよりくすぐったさに治療中ずっとクスクス笑いを続けていたとか。

その記者は、効果を調べるために、片方のワキにのみ治療を施しました。結果は、驚くほどの差が現れたそうです。治療をしなかったワキはデオドランドも塗らず過ごしたところ自分も他人も間違うことなく“臭い”を発生していましたが、治療をしたほうは、ずっと乾いたままでデオなしでも気になる臭いがまったくなかったといいます。

このトリートメントは、ワキだけでなく、手や足にも応用でき、その効果は最低6カ月持続するそうです。

ワキガのために人間関係を損なっている人にはまさに朗報と言えますね。

参考:No sweat: The £2,000 zapper that means you’ll never have to buy another roll-on
http://www.dailymail.co.uk/health/article-2477445/No-sweat-The-2-000-zapper-means-youll-buy-roll-on.html#ixzz2ixXXmjyF