クリニックいらず!美肌を「あなたの手」で作る、最強スキンケア方法
皮膚感度の高さを利用

■皮膚感度の高さを利用

あなたは美肌のために何をしていますか?自分の肌タイプに合った化粧水・乳液・美容液などのケア・アイテム?エステやアロマ・マッサージなどの施術?それとも、フォト・フェイシャルやヒアルロン酸注入などの美容医療?このように、美しい肌を作ることを目的とした様々な方法がありますが、技術が高度になればなるほど、スキンケアは自分の手を離れて「おまかせ」になっていきます。あなた自身は鏡を見ているだけ、そして、シミやシワに気がついたらまたお金を払ってケアをしてもらう…。本当にそれでいいのでしょうか?

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そこで、今回は人に任せず自分自身で美しい肌を作るための方法を紹介したいと思います。

まず、自分自身の近くに「美への意識」を引き寄せること。いいえ、自分自身の中にそれを落とし込むことから、本当の美の追求が始まります。まずその第一歩となるのが、自分を「観察」することです。ただ単に鏡を毎日見るということではなく、自分の手で肌に触れて観察する、つまり「触診」です。

皮膚のテクノロジーを研究する工学博士傳田光洋さんの著書「第三の脳」によれば、女性の皮膚は男性の100倍もの感度を持っているそうです。なぜなら、子を産み育てるようにできている女性は、触ることによって危険を察知しなければならないから。子どもをそこに置いてよいか判断する、あるいは、子どもの体に触れて健康状態を確認する。あらゆる情報を、皮膚感覚を通して得ているのです。それを美容に利用しないという手はありません。


■あなたの“美”はあなたにしか作れない

毎朝、顔を洗うときに、自分の皮膚を触診してみましょう。すべすべ、ザラザラ、しっとり、ゴワゴワ、かさかさ、ベタベタ…その日の状態によって、また触った部位によって、肌はいろいろな感触であることに気づきます。次に、なぜそういう状態になったのか考えてみましょう。前の日に食べたものは?お通じは?睡眠は?環境は?ストレスは?女性周期は?原因として思い当たることがあるはずです。

「観察する⇒触診する⇒原因を考察する」この一連の流れをくり返すことによって、自分の身体のクセを読み取るのです。断片的な情報を集めることによって、ひとりの人間像を浮き彫りにしていくプロファイリングと同じように、「どんな条件のとき、自分の肌はどうなる」という自分のカラダの像を描き出していきます。

原因と結果を検証した結果、「脂性肌・乾燥肌・混合肌」といった従来の画一的な分類方法が何の役にもたたないことに気付くでしょう。お肌は体調によって変わるもの。体質が千差万別なら、お肌のクセだって千差万別です。それはお医者様でも知らないこと。自分自身を的確に観察できるのはあなただけなのです。身体の変化を感じ取って、「自分のプロ」になりましょう。


■CHECK! 美肌を作る第一歩!「自分のプロ」になる方法

CHECK1 洗顔料をつけず、今日の肌を触診する!

いきなり洗顔料を泡立てて、洗顔を始めていませんか?それでは正確な肌診断はできません。まず、洗顔料をつけずにぬるま湯だけで洗ってみましょう。そのときに、手指でお顔の部分ごとの手触りの違いを感じ取ってください。


CHECK2 昨日にさかのぼって、原因を探って!

ベタつくのは前夜食べた乳製品のせい?カサつくのは寝不足のせい?吹き出物は便秘のせい?それとも、生理のせい?目の下のクマは寝不足のせい?むくんでいるのはお酒のせい?など、自問自答したデータを記録しておきます。


CHECK3 明日デートがあるなら、ブスになる原因は全て排除して!

彼と会う前日は、極上の自分を仕込みたい。そんな時は、CHECK2でたくわえたデータを生かして。ニキビが出やすいなら乳製品は避ける、むくみやすいならお酒は飲まないなど、自分の肌のNG項目を減らすことで、身体の中から美しくなることができます。


CHECK4 肌トラブルの原因を退け、美肌の要因を取り入れる!

毎日の触診と原因の記録によって、肌の状態を悪くする原因がわかってきたら、なるべくそれらを避けましょう。ある程度良い状態をキープできるようになったら、今度は肌の調子が良い日の要因を探り、それらを積極的に取り入れるようにしましょう。


スキンケアは身体の外側からではなく、内側からするものです。見せかけではなく本物のナチュラルビューティを目指したい方は、ぜひお試しください。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131028-00010000-rennaiu