合コンで使える!?笑顔の裏に隠された本音の見抜き方とは?「シュロスバーグの表情相関図」

人は、いつでも本音で他人と向き合っているわけではありません。そんなことをしたら、コミュニケーションがとれなくなってしまいますよね。では、本音を探るためにはどうすればいいのでしょうか?

■シュロスバーグの表情相関図

アメリカの心理学者・シュロスバーグは、人間の持つ感情と、それに伴う表情の変化について「表情相関図」にまとめました。図は全部で6つの感情で構成されています。「笑い、驚き、恐れ、怒り、嫌悪、軽蔑」の順になっていて、シュロスバーグによると、これらの隣り合った感情は判別がしにくいということなのです。

どういうことかというと、「笑い」のすぐ隣には「軽蔑」がありますが、人は顔は確かに笑っていても、実は内心相手のことを軽蔑しているときがあるということです。気持ちとは裏腹に、無意識に本音を相手に悟られまいとして、表情を作ってごまかしているんですね。

■隣同士の表情には似通った点がある

シュロスバーグの相関図から分かるように、隣り合った表情にはどこか似通った点があり、そのため混同されやすいのです。そのため、「あの人は私に対していつもニコニコしているからてっきり私のことを好きなのだと思っていたが、実は私のことを軽蔑していて、陰では悪口を言っていた」というようなことが起こるのです。

人間の心理は難しいといわれるのもよく分かりますね。時には、本人ですら自分の本音に気付かないこともあるほどですから。

■表情以外の動作を見抜く

相手の本音が知りたかったら、分かりにくい顔の表情よりも、動作のほうに注目してみるといいかもしれません。人は無意識に、もっと親しくなりたいと思う相手に対しては2人の間の障害物を退けようとするので、会話をしながら身を乗り出してきたり、2人が座っている間に物が置いてあればそれを横にどかしたりします。

逆に、顔はニコニコしていて話す内容もいかにも「あなたが好きです」というようなものであっても、会話をしながら無意識に腕を組んだり、2人の間に物を置こうとするような場合には、こちらのことを警戒していたり、実はあまり好きではないと思っていたりします。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131028-01024701-mynaviw