レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場> ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 97.57/59 1.3808/12 134.73/77
NY午後5時 97.39/43 1.3801/06 134.42/46
午後5時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点から小幅にドル高/円安の97円後半。早朝の取引で短期筋のショートカバーや新規の買いを受け強含んだが、その後は実需のフローも限られ停滞。株高は材料視されなかった。
<株式市場>
日経平均 14396.04円(307.85円高)
14194.42円─14400.32円
東証出来高 23億2104万株
東証売買代金 1兆7154億円
東京株式市場で日経平均は反発。外部環境の改善に、前週後半に下げた反動も加わり、前週末比300円を超える上げ幅となった。日立製作所<6501.T>やソニー<6758.T>などハイテク株に堅調な銘柄が目立ち、自動車や金融など他の主力株もしっかりとした値動きとなった。懸念されている中国短期金融市場は、指標となる7日物レポ金利は低下しているものの、上海銀行間取引金利は引き続き上昇しており、依然として警戒感がくすぶっている。
東証1部騰落数は、値上がり1431銘柄に対し、値下がりが253銘柄、変わらずが73銘柄だった。
<短期金融市場> 17時25分現在
無担保コール翌日物金利 0.070%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(2014年9月限) 99.790(+0.005)
安値─高値 99.780─99.790
短期金融市場は、無担保コール翌日物が速報ベースで0.070%になった。地方銀行や信託銀行が資金調達した。当座預金残高が国庫短期証券の発行要因などで減る方向となったが、98兆円台の高水準を維持し、資金余剰感が強まった。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートは日銀オペが入ったため、低下した。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 144.83(変わらず)
安値─高値 144.81─144.89
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.610%(変わらず)
安値─高値 0.615─0.610%
国債市場は長期国債先物が横ばいだった。週明けで目立ったフローが観測されず、方向感に乏しい展開が続いたため。日経平均株価が上げ幅を広げると、先物取引が前週末終値を割り込む場面もあった。国債先物の中心限月12月限の大引けは前週末と同じ144円83銭。長期金利の指標10年債利回りは前週末比変わらずの0.610%。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 4.0─4.5bp
銀行債(みずほ) 5年 13─14bp
地方債(都債) 10年 4.5─5.0bp
電力債(東電) 5年 320─350bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標のiTraxxJapanシリーズ20は動意薄。気配は86.5─88ベーシスポイント(bp)と、前週末の気配(87─88bp)とほとんど同じ水準。企業の決算発表、日米の金融政策、内外経済指標の発表など相次ぐイベントを控え、模様眺め気分が広がったという。
<スワップ市場>
スワップ金利(18時14分現在の気配)
2年物 0.26%─0.16%
3年物 0.29%─0.19%
4年物 0.33%─0.23%
5年物 0.39%─0.29%
7年物 0.54%─0.44%
10年物 0.80%─0.70%