高田機工<5923、株価 - チャート>が反落し、一時32円安の209円を付けた。前週末25日引け後に13年9月中間期(4-9月)および14年3月期の単体業績予想の下方修正を発表、中間期は赤字拡大、通期では一転赤字見通しとなり、嫌気された。

通期業績見通しでは、売上高が前回予想の140億円から130億円(前期比8.2%減)へ、営業損益は同9000万円の黒字から15億3000万円の赤字(前期は8900万円の赤字)に引き下げられた。上期において、手持ち大型橋りょう工事の工場製作時期が当初想定よりも大幅に遅れ、同工場の操業度通常の50%以下に落ち込み、固定費を吸収できなかった。鉄構工事の採算悪化などにより、収益が低迷した状況を踏まえ、通期業績予想を見直した。

28日の終値は、前週末比18円安の223円。