技研興業<9764、株価 - チャート>が8営業日続伸し、一時69円高の353円を付け、9月24日の年初来高値297円を更新した。午前11時12分時点で48円高の332円となり、東証2部値上がり率3位にランクされている。前週末25日引け後、13年9月中間期(4-9月)の連結業績予想を上方修正するとともに14年3月期末配当の2円増額を発表し、見直し買いにつながっている。
中間期業績見通しは、売上高が前回予想の66億円から67億9000万円(前年同期比25.1%増)へ、営業利益は同3億9000万円から5億5000万円(同5.39倍)に上積みされた。主に震災復興関連の需要から型枠貸与関連事業が大きく伸び、収益拡大に寄与した。期末一括配当は2円から4円(前期末は3円)に引き上げられ、一転して1円の増配となる。